岡山市中心部の慢性的な交通渋滞を緩和するため、岡山市西部を南北に結ぶ「岡山西バイパス」の本線の起工式が11日行われました。岡山市の大森市長らが参加し、リモコンで重機を遠隔操作してくわ入れを行いました。
国道180号「岡山西バイパス」は、国道2号が走る岡山市南区古新田と北区楢津を南北に結ぶ約5.6kmで、工事が始まるのは西長瀬交差点と楢津東交差点の間の約3.5kmの区間です。すでに開通している側道の間に片側2車線の高架道路などを整備する予定です。
国土交通省岡山国道事務所によると、完成すれば通行する車の平均速度が現在の約4倍の60km/hになるということです。
完成の時期については一部区間の調査が終わっていないとして未定だということです。