商店街を巡りながら出題される「謎」を解いて、宝の在りかを探すイベントが高松市で開かれています。
(山下佳乃アナウンサー)
「あ、早速、謎がありましたよ。『Aにお宝を用意した。柱の謎を解いてBを実行しろ』」
高松市の常磐町商店街で開かれている謎解きイベント。
約300mある商店街の柱などに貼られた4枚の紙。そこに描かれた図形や文字をもとに、お宝の「場所」とそれをゲットするための「行動」を解き明かします。
イベントを仕掛けたのは、香川県内のゲームクリエイターやデザイナーなどで作る団体「謎ときスナックトルゑ」です。
(謎ときスナックトルゑ/熊谷翔一さん)
「人が来て、商店街を歩いていて、お店に入ってもらうというふうにしてもらえたらいいなと思って」
「トルゑ」のメンバーと商店街を一緒に巡りながら、謎を解くヒントを伺いました。
(謎ときスナックトルゑ/渡辺大さん)
「商店街の中のもので(謎を)全部作っているので、まず同じものを見つけるというのがスタートライン」
こちらの謎には鶏のマークが……。
山下アナ「鶏!? さっき通って来た時に、鶏のお店…」
渡辺さん「もしかしたら…? まぁでもここも鶏屋さんだし、鶏の唐揚げ屋さんだし……」
山下アナ「引っかけてきますね~」
ポイントは「周りを見渡す」こと! 商店街の街並みを感じるきっかけにもなります。
また、後から見返せるよう謎を写真に撮っておくと解きやすくなるそうですよ。
山下アナ「あ、最後の謎。これ肝となりそうですね」
考えること数十分……。
山下アナ「は! わかった、そういうことね!」
ひらめいたときの快感は癖になりそうでした。
見事、謎を解くと数量限定で、ある「お宝」がプレゼントされます。
企画した「謎ときスナックトルゑ」の母体となる団体は、年に1度、商店街でさまざまなゲームを楽しめるイベントを開いています。
今回の謎解きは1日限りのお祭りではなく、1カ月という期間をとって、より多くの人に楽しんでもらいたいとしています。
(謎ときスナックトルゑ/渡辺大さん)
「なんかワクワクすることがこの商店街にあるんじゃないかっていう、そんな日常が、『お出掛けするのが楽しい』みたいなふうになったら」
謎解きベントは6月30日まで楽しめます。