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「月に向かって打て!」父の言葉を胸に津山東の選手がフルスイング 夏の高校野球【甲子園へのキセキ】

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 夏の高校野球・岡山大会。12日、倉敷市営球場の第1試合は津山東と笠岡工が対戦しました。

 津山東の3年生・渡邉格大は、思い切りのいいスイングが持ち味です。

(津山東/渡邉格大 選手[3年])
「小さい時から父親にずっと『月に向かって打て』って言われてたみたいで、それを常に頭の片隅に入れながらやっています。チャンスで一本というのを目標にしたいと思います」

(渡邉選手の父/渡邉孝幸さん)
「思い切り初球から『月に向かって打てばいい』と。『三振なんか気にせずにフルスイングしてこい』と常に言っていまして」

 父の教えを胸に挑んだ初戦……津山東は1回、笠岡工に打者一巡の猛攻を受けいきなり5点を奪われます。

 それでもそのウラ、津山東は1点を返し、なおもランナーを3塁において、5番・渡邉に打席が回ってきます。しかしここは空振り三振に倒れます。

 大量リードを許した4回にも打席が回ってきた渡邉。結果はセカンドゴロ。父の教えを胸にバットを振り続けた渡邉の夏が終わりました。
【笠岡工 14-1 津山東(5回コールド)】

(津山東/渡邉格大 選手[3年])
「きょうは先手先手にいけなくて、もし将来そういう場面があった時に、絶対奥手にならずに先手で頑張っていきたいなと思います」

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