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中高生が特殊詐欺への注意を呼び掛け ATMに自作のポップやポスターを掲示 岡山市

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 特殊詐欺の被害を防ごうと、岡山市の高校生らが銀行にポスターを貼るなどして注意を呼び掛けました。

 中国銀行清輝橋支店で警察や防犯ボランティアとともに啓発活動を行ったのは、山陽学園中学校・高校のJRC部の部員たちです。

 ボランティアに取り組むJRC部は2022年、岡山中央警察署から「特殊詐欺撃退ユースチーム」に任命され、活動を続けています。

 生徒たちは、「その電話、詐欺ではありませんか?」など自ら考案した手作りのポップをATMに取り付けたり、ポスターを貼ったりしました。

(山陽学園JRC部/森原初菜 部長)
「詐欺に遭わないように『こういうことを言われたら詐欺だ』という知識を少しでも持っていただいたらうれしいと思います」

 警察によりますと、岡山県では2023年1月から6月までの間に88件の特殊詐欺被害が確認されていて、被害総額は約2億1000万円です。このうち、岡山中央警察署の管内では8件の被害があり、被害者は全員65歳以上でした。

(岡山中央警察署生活安全課/小池昌広 課長)
「高校生をはじめ、地域の皆様の力を借りてこうしたポスターやポップを見ていただくことで特殊詐欺の被害が少しでも未然に防止できればと期待しています」

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