岡山県で発生した特殊詐欺の被害額は、5月だけで5000万円を超えていたことがわかりました。
岡山県警によりますと、5月中に警察が認知した特殊詐欺の被害額は約5320万円で、2022年の5月と比べると約2.5倍に増えています。
1月からの累計の被害額は約1億7550万円で、前の年を400万円ほど上回っています。
詐欺の手口はオレオレ詐欺や還付金詐欺、預貯金詐欺などさまざまですが、犯人からの最初の接触が自宅の固定電話にかかってくるケースが約8割を占めているということです。
警察は、防犯機能付きの電話を導入したり、留守番電話に設定したりするなどして、犯人と直接会話しないようにしてほしいと呼び掛けています。