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戦争遺跡の保存に取り組む市民グループ ウクライナに義援金「平和のバトンを次世代に」 岡山・倉敷市

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 平和への思いが込められています。ロシアによる侵攻で困難な状況にあるウクライナの人を支援しようと、戦争遺跡の保存に取り組んでいる倉敷市の市民グループが義援金を送りました。

 ウクライナへの支援に活用してほしいと義援金を倉敷市に届けたのは、倉敷市にある戦争遺跡「亀島山地下工場」の保存に取り組んでいる市民グループです。

 「亀島山の歌」を歌っているミュージカル俳優・清水ゆきさんが募金で集めた10万円あまりを市民グループに寄付し、それが今回の義援金になりました。

 倉敷市水島地区の「亀島山」の地下工場では、太平洋戦争の末期、航空機の部品が作られていました。

 市民グループは工場の跡を整備し見学会を開くなどして、戦争の記憶を伝える活動をしています。

(亀島山地下工場を保存する会/吉田弘實 副会長)
「いまだに世界で戦争・紛争が起こっている。一日も早く終わらせたい。『やっぱり戦争はいけないんだ』という平和のバトンを次の世代に渡したい」

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