香川県の職人と日本を代表するクリエーターがコラボして新たな価値を生み出す「讃岐リミックス」の3回目が高松市で11月に行われます。今回は職人の感性を詰め込んだ缶詰型のブースも登場します。
高松市のデザイン会社「人生は上々だ」と、JTB、高松市が主催する「讃岐リミックス」は今回で3回目です。
玉藻公園を舞台に、伝統工芸などの職人の魅力をクリエーターの目線で表現した作品を展示し、ショーなども行われます。
これまでの讃岐リミックスでは、素材の竹を生かしたスタイリッシュな丸亀うちわが誕生し、映画に取り上げられるなど伝統工芸とクリエーターがコラボした新しい取り組みとして注目を集めてきました。
2023年は職人、クリエイター合わせて20人以上が参加し、多様なコラボを楽しめます。
丸亀市のうどん店「よしや」の山下義高さんは、過去に丸亀うちわを手掛けたアートディレクター・小杉幸一さんとタッグを組みます。
(純手打うどん よしや/山下義高さん)
「機械を使っていないうどんの作り方をするというので、惜しみなく小杉さんに伝えていますので、皆さん小杉さんをよろしくお願いいたします」
(野口真菜リポート)
「今回は新たに、職人の感性を詰め込んだ缶詰(感詰)のようなブースが公園内の『桜の馬場』に登場します」
新たな空間「感詰PARK」は、直径6mから8mの缶詰型のブースの中で体感することができます。
(讃岐リミックス クリエイティブディレクター/村上モリローさん)
「スーパークリエイターの皆さんで香川県の職人の皆さんをとことんえこひいきしていただくという企画をして、産地と地域を盛り上げていきたいなと思っています」
今回は来場者数1万人を目指していて、チケットは公式ホームページなどで5日から購入できます。
「讃岐リミックス3」
11月3日~12日(午前10時~午後9時)
▼玉藻公園▼大人770円~(当日券あり)