高松市在住の国際的な芸術家、濱野年宏さんの企画展が12日から東京で開かれています。
東京・千代田区の丸紅ギャラリーで開かれている「濱野年宏 伝統と現代のハーモニー」です。
一般公開を控えた11日は高円宮妃久子さまも会場を訪れ、濱野さんらとともに作品を鑑賞されました。
高松市在住で現在85歳の濱野さんは、これまでも多くの絵画を制作し、フランスの文化勲章を受章するなど海外での評価が特に高い芸術家です。
「聖徳太子絵伝四季図大屏風」は濱野さんが15年かけて制作し、フランスでの公開時にも高い評価を受けました。
聖徳太子の生涯を四季ごとに描いていて、今回の展示では「春の部」と「夏の部」を見ることができます。
(高松市在住・芸術家/濱野年宏さん)
「西洋と東洋との1つのハーモニー、それが1つの絵の中に表れているので、どの人が見ても心休まるものかなと思っております」
この企画展は10月14日まで、東京の丸紅ギャラリーで開かれています。