2024年のパリオリンピックアーチェリー男子の日本代表に内定した岡山市出身の中西絢哉選手に、岡山県スポーツ特別顕賞が贈られました。
岡山県庁を訪れた中西選手は、「おめでとう」と書かれた横断幕を手にした職員らに拍手で迎えられました。
授与式では岡山県の伊原木隆太知事から表彰状と記念品が贈られました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「ご自身で射止められた(五輪への)出場権を使って、ぜひ今度は金メダルを射止めていただきたいと思っています」
(アーチェリー男子 パリ五輪代表内定/中西絢哉 選手)
「県が全体、盛り上がって、全体で応援していただけるように頑張りたいなと思いますので、これからもよろしくお願いします」
中西選手は岡山市出身の24歳。小学5年生の時にアーチェリーを始めました。
7月31日から8月6日まで、ドイツで開かれた世界選手権で男子団体のメンバーとして銅メダルを獲得し、初のオリンピック出場が内定しました。
岡山県スポーツ特別顕賞は、世界選手権やオリンピックなどで顕著な成績をあげた岡山にゆかりのある選手に贈られるもので、中西選手は38人目です。
授与式の後、中西選手は記者会見に臨み、オリンピックへの意気込みを語りました。
(アーチェリー男子 パリ五輪代表内定/中西絢哉 選手)
「僕がしっかりパフォーマンスを出して、かっこいい姿を見せたいと思っていますし、何より自分で好きな競技を続けているわけなので、楽しんでプレーしているところを見せたいなと思っています。世界選手権の最終射で外して逃した銀メダル以上っていうのが、僕の中ではすごく大きく残っているので、あと1年弱、パリまではしっかりと、自分の競技を突き詰めていって、恥ずかしくなく後悔のない銀以上を取りたいと思っています」