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山陽道・尼子山トンネル火災の内部公開 下り線で通行止め続く う回避ける車で国道2号は交通量が2倍に

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 9月5日、兵庫県の山陽自動車道のトンネル内で火災が発生し、現在も下り線で通行止めが続いています。トンネル内部の現在の様子が報道公開されました。

 兵庫県の赤穂市と相生市にまたがる山陽道の尼子山トンネルは長時間の火災で壁ははがれ落ち、路面が損傷しています。

 ネクスコ西日本によりますと9月5日の未明、下り線のトンネル内を走っていたトラックから出火し、衝突を避けようとした後続の車9台が次々と追突。8人が重軽傷を負いました。

 これにより山陽道は兵庫県の赤穂インターチェンジから播磨ジャンクションの間で9月11日の夜まで上下線ともに通行止めとなり、下り線は現在も通行止めが続いています。

 ネクスコ西日本は関西から中国地方方面に向かう場合は、中国道へう回するよう呼び掛け、う回した場合も山陽道を使った場合と同じ料金にしています。

 ただ、う回を避けて一般道に回る車も多く、国土交通省によりますと国道2号の下り線は通常の2倍以上の交通量になっています。

 ネクスコ西日本は尼子山トンネルの復旧のめどはまだ立っていないとしています。

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