岡山自動車道の北房ジャンクションと有漢インターチェンジの間の一部区間が4車線化しました。
(記者リポート)
「奥の2車線は元々あった道路です。手前の2車線は増設された道路です」
9日午後、通行規制のためのカラーコーンの撤去が始まり、午後3時に岡山道の有漢トンネルの南側が4車線化しました。これまでは、追い越し車線を規制していて片側1車線でした。
今回4車線化したのは「有漢トンネル」の南側の1.2kmの区間です。
岡山道は、岡山ジャンクションと北房ジャンクションを結ぶ高速道路で、渋滞の解消などのため順次、4車線化が進んでいます。4車線化した区間は合わせて36.1kmとなり、全体の8割に達しました。
まだ4車線化していない区間は、有漢インターチェンジ付近の3.3kmと、高梁サービスエリアの南側4.5kmです。
ネクスコ西日本によりますと、有漢インターチェンジ付近ではすでに工事が行われ、高梁サービスエリアの南側では4車線化に向けた調査が行われています。完成の時期はいずれも未定です。
(ネクスコ西日本 津山高速道路事務所/出雲真仁 所長)
「災害発生時に上下線(道路)に土砂が流出した場合に、4車線化することにより、対面通行などの暫定的な交通利用が可能となり、通行止めの時間の短縮が期待されます」