北海道の食の魅力が詰まった物産展が岡山市のデパートで始まりました。今回は「香り」にこだわって取材してきました。
オーブンをあけると甘~い香り! ホクホクした食感が特徴の北海道産「みやこかぼちゃ」がゴロリとのったマフィンです。
岡山市の天満屋岡山店で18日から始まった北海道の物産と観光展です。選りすぐりの84社の商品約1500点が並びます。
(記者リポート)
「この香りはあれですね、胃袋を刺激する、なんともいえない香り!」
釧路のご当地グルメ、魚政の「さんまんま」は、骨抜きしてタレに漬け込んだ北海道産のサンマをたき込みご飯に乗せています。パリパリに焼かれた皮とやわらかい身の食感が最高です。
蒸籠のふたを開けると……北海道で山菜として親しまれているギョウジャニンニクを使った蒸し餃子が。
(記者リポート)
「香りが強いですね。鼻に突き上がってくるような香りが。すごい」
餃子の店「さとほろ」では、山の沢沿いなどに自生する天然のギョウジャニンニクをたっぷり使っています。このギョウジャニンニンク、最近は収穫するのが難しくなっているそうです。
(お店の人は―)
「(Q.どうして難しいんですか?)だって、クマが出てくるようなところだから怖いじゃない」
北海道といえばジャガイモ。タラバガニの仲間「イバラガニ」と北海道産の男爵イモを使ったコロッケもあります。
(記者リポート)
「ホクホクしたジャガイモと、しゃきっとしたイバラガニの身がアクセントがすごいいいですね」
ほかにも補充するとすぐに売れていく「あんバターバウム」。利尻産昆布のダシを使った「ふわふわたまごサンド」も人気を集めていました。
北海道の食の魅力が詰まったこの物産展は11月6日まで開かれています。