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常駐スタッフは1人 「省人化ホテル」が高松市に27日オープン 困りごとはアバターが対応

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 スタッフの数を最少に絞ったホテルが27日、高松市にオープンします。

 高松市福田町に27日にリニューアルオープンする「高松パークホテル」。

 ことでん瓦町駅から歩いて約5分で、コンセプトは「利便性と快適性を追求したスマートホテル」です。

 フロントで出迎えるスタッフはいません。事前予約で発行されたQRコードをかざしてチェックインをします。

 そして、何か困ったことがあれば、モニターの中にいるスタッフの分身「アバター」が対応します。

記者「おいしい讃岐うどんが食べたいのですが、どこか紹介してもらえませんか?」
アバター「もちろんです。鶴丸というお店が歩いて5分くらいのところにございます。是非、行ってみて下さいませ」

 こちらは、県外にいるスタッフがリモートで対応しています。

 館内には常時1人のスタッフしかいません。困りごとはアバターを通じて解決します。

 全部で117室ある部屋には、チェックインの際に発行された暗証番号で入室します。

 そのほか「コワーキングスペース」やゲストが大勢で集まって大型モニターを囲んでパブリックビューイングができる空間、簡単な調理ができる「シェアキッチン」も配置しました。

(ホテルを経営する 穴吹エンタープライズ/島田裕之 ホテル統括部長)
「年々人手不足が深刻になっておりまして、やはり人件費の削減は正直かなりございます。こちらの(チェックイン)の方が割と短くできますし、非常にスマートな形でご利用いただけるかな」

 10月27日にオープンする「高松パークホテル」の宿泊料金は6000円から。3年後には75%の稼働率を目指しています。

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