10月23日に香川県小豆島町で目撃され警察などが捜索を続けていた大型のトカゲが27日、捕獲されました。KSBの記者が発見し、近所の人と協力して捕まえました。
午後1時半ごろ――。
(トカゲを捕まえた KSB瀬戸内海放送/陶山哲夫 記者)
「えー、瀬戸内海放送、陶山です、トカゲ捕まえたよ」
通報を受け駆け付けた警察が袋にうつしたのが、10月23日から警察が捜索を続けていたオオトカゲです。
捕獲したのは、KSBの小豆島駐在、陶山哲夫記者(81)です。
(トカゲを捕まえた KSB瀬戸内海放送/陶山哲夫 記者)
「(トカゲは)ネコに追われて、川沿いの道路を下流の方へ向かっていっていました。これは逃がしたらいかんなっていうことで、カメラを向けるよりは、そっちの方へ行ってしまいましたね」
警察によりますとこのトカゲは、10月23日以降に小豆島町役場の周辺で目撃されたものと同じ個体とみられるということです。
トカゲは26日も目撃され、警察など約15人がかりで探しましたが見つからず、町の職員が側溝に小動物用のわなを仕掛けるなどしていました。
(トカゲを捕まえた KSB瀬戸内海放送/陶山哲夫 記者)
「温度が低いときは動かなくて、高くなるとだいぶ動くよっていうようなことを聞いてたから、1時半に前の日に出たんだったら、きょうもそのぐらいの時間に出るなと思って」
トカゲを捕まえたのは、最初に目撃された場所から約50mほど離れた住宅街です。
(トカゲを捕まえた KSB瀬戸内海放送/陶山哲夫 記者)
「近くに中学校と小学校があるんですよ。地元の小学生とか中学生が通る通学路であるし、噛んだら強い力でどうのこうのっていう情報も流れてたから、早く捕まえないとと思う気持ちの方が僕も勝ったのかな。仕事忘れてました」
警察はトカゲの種類やどのような経緯で逃げ出したのかなどについて調べています。