坂出市の公園の池にいるコイがコイヘルペスウイルスに感染していることがわかりました。香川県では、栗林公園で発生した2018年以来の感染確認です。
コイヘルペスウイルス病が発生したのは坂出市が運営する庭園、「香風園」の園内にある池です。
香川県によると、香風園では11月7日から9日にかけて、コイが8匹ほど死んでいるのが見つかりました。池のコイ2匹を国の研究所で調べたところ、コイヘルペスウイルスへの感染が確認されたということです。
香川県で感染が確認されたのは、高松市の栗林公園で発生した2018年以来です。
コイヘルペスウイルス病は、マゴイやニシキゴイ特有の病気です。
感染したコイに触れたり食べたりしても人体に影響はなく、コイ以外の魚に感染することはありません。
県は、坂出市に「まん延防止措置命令」を出し、今後、香風園の池にいる約100匹のコイを回収し、焼却したり埋めたりして処分する予定です。