11月23日は勤労感謝の日です。仕事や子育てなど日頃の疲れを癒やしてもらおうと、高松市でちょっと変わったプラネタリウムの鑑賞会がありました。
(記者リポート)
「これから上映されるプラネタリウムは、気兼ねなく寝てもいい。これがきょうの企画です」
薄暗いプラネタリウムの中で日頃の疲れを癒やしてもらおうと、快適な睡眠環境を提供する、その名も「熟睡プラ寝たリウム」!全国各地で行われ、高松市のさぬきこどもの国のスペースシアターでも実施されました。
1人でも多くの人にリラックスしてもらおうと、入り口では眠りを誘う「アロマオイル」を焚き、寝冷えしないようブランケットも貸してくれます。
さらに寝ころべるエリアを設けるなど、眠らせる気満々です。
特別プログラムとして寝る前に読み聞かせるとよく眠れるといわれる宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を落ち着いたトーンで説明していきます。
参加者は眠るのに最適な環境のもとで50分間の「プラ寝たリウム」を楽しみました。
(参加者は―)
「私は睡眠していませんでした。多分子どもがいなければ寝ていたかもしれません」
(参加した家族は―)
母親「主人はすぐ寝てました(笑)」
父親「サイコーでした」
子ども「お話が気になってあまり寝られなかった」
なお、実施後のアンケートによると、あの手この手で眠らせにかかった主催者の意に反して、「熟睡できた」と答えた人はわずか1割ほどでした。