再整備の検討が進む高松市中央公園で、樹木の伐採に反対する人たちと市の職員が整備のポイントなどを確認しました。
高松市の職員が出向き意見交換を行う「市政出前ふれあいトーク」に市民団体が申し込んで開かれたものです。
高松市中央公園は施設の老朽化などから、市が再整備の検討を進めています。それに対して、この市民団体は公園の木を大規模に伐採しないことを求めていて、2500人を超える署名を10月に市に提出しています。
(高松中央公園の樹木を守る会/阿部裕子 代表)
「(中央公園は)外の幹線道路から本当に唯一残されたオアシスみたいなところだと思う。豊かな緑の残る公園でずっとあってほしいと思う」
今後の整備について高松市の大西市長は22日の会見で、「生育環境や防犯上問題ある樹木を除き、基本的に保全する方向で今後基本設計を進める」としています。
市は2025年度の工事開始を目指しています。