岡山市の中学生が、日本の伝統文化である「落語」を英語で表現する授業にチャレンジしました。
12日、岡山操山中学校で行われた「英語落語」の特別授業には、2年生約120人が参加しました。
指導した大阪樟蔭女子大学の藤澤良行名誉教授は、「英語落語」を通じて英文をまとまりで理解する感覚を養ってほしいと話しました。
生徒たちは、登場人物を演じ分ける落語の身振り手振りを練習したあと、あらかじめ与えられたテーマで、「英語落語」を披露しました。
(生徒の落語[英語])
「これはモネの作品でしょ?」「いいえ、これはダ・ヴィンチの作品です」「ええ、知っているわよ!」「これはダ・ヴィンチの作品でしょ?」「いいえ、これはモネの作品です」「ええ、知っているわよ!」「あっ!私はこの絵を知っているわ」「奇妙な顔、目、鼻、口……これはピカソの作品でしょ?」「……いいえ、それは鏡です」
(英語落語を披露した生徒は―)
「他の言語から新しい言語を学べるのはいいことだと思うし、効率的だと思うので、これからのテスト勉強に生かしていきたいと思います。(Q.きょうの感想を英語落語で表現すると?)Oh! It is so interesting!」