岡山県奈義町の町立奈義保育園は2023年9月から紙おむつの定額購入利用(サブスクリプション)を始めました。月額2410円で登園中の園児が園で使用する紙おむつが使い放題になります。(9月と10月は無料)。
紙おむつの提供は保育関連事業などを手掛けるブリッジウェル(東京・江東区)が行い、園がおむつの発注と在庫管理を行います。保護者は月単位で申し込み(任意)したり解約したりできます。
奈義町によりますと、おむつのサブスクを導入するのは岡山県の公立保育園では初めてだということです。
保護者にとっては、紙おむつに名前を書く手間が省け、おむつを持参する必要がなくなります。
また園で働く保育士などにとっては、園児ごとに紙おむつの数などを管理する手間がなくなり、業務の効率化が期待できるということです。
来年度から奈義保育園と2つの幼稚園を統合し「幼保連携型認定こども園」になるため、サブスクの導入は統合前の今年度末までの予定。町によると、こども園での導入は未定。