自衛隊などが港や空港を利用できる「特定重要拠点」について、池田知事は18日の会見で、指定されるメリットもあると話しました。
国は防衛力の強化を目的に一部の港や空港を「特定重要拠点」と位置付け、海上保安庁や自衛隊が円滑に利用できるよう整備する方針です。
香川県には国の担当者が10月23日に説明に訪れました。
これに対し、反対する香川県議らは国に協力しないよう県に要請しています。
18日の会見で池田知事はーー。
(香川県/池田豊人 知事)
「災害が起こったときに港や空港は物資の搬入拠点になる。非常に迅速に来ていただけるメリットはあるのかなと。平時において、より利用しやすくという話ですので、今後の内容次第ですけれども、できる協力が、もしあるんであれば考えていくのかなと思っています」
また池田知事は、国が具体的なプロセスを提示すること、説明責任を果たすことが重要だと話しました。