百十四銀行は、香川県の民間企業の冬のボーナスに関するアンケート結果(回答企業194社)を発表しました。
それによると、2023年冬のボーナス支給見込み額は、平均52万5000円でした。前年冬よりも2.74%アップ、金額にして1万4000円アップしています。
製造業は51万3000円で1.72%減少、非製造業は53万6000円で6.56%増加でした。
支給額を「増加」とした企業の割合は48%で、前年を5ポイント上回りました。増加の理由は、「(従業員の)モチベーションアップ」が58%で最多でした。次いで「雇用維持」が51%、「業績好調」が43%となっています。
「雇用維持」を理由に挙げている企業は2020年は24%で、直近3年間で倍増していることから、百十四銀行は、業績よりも雇用を重視する傾向が続いていると分析しています。
一方、支給額を「減少」とした企業の割合は13%で、前年を3ポイント下回りました。減少の理由としては、「業績不調」が最も多くなりました。