岡山県出身の画家・竹久夢二の作品を集めた特別展が、岡山市の夢二郷土美術館で開かれています。
特別展では、美術館の初代館長、松田基さんが収集したコレクションの中から夢二の作品を中心に116点を展示しています。
芝居の一場面を描いた華やかな作品「一力」と、舞妓や芸妓がくつろぐ姿を表現した「こたつ」が対になった屏風作品は、竹久夢二が手掛けた最大級の作品です。
松田さんが初めて購入した夢二作品のひとつ「加茂川」。松田さんが大阪の古書店でこの作品に出会ったことが、収集のきっかけになったそうです。
このほか、夢二と同じ時代に活躍した画家・満谷国四郎らの作品も紹介しています。
特別展「松田基コレクション夢二名品展」は、岡山市の夢二郷土美術館で3月10日まで開かれています。