3泊4日で旅行代金が1人約100万円という「豪華観光列車」が四国で初めて運行するのに合わせて出発式が開かれました。
東急の観光列車「THE ROYAL EXPRESS」の出発式がJR高松駅で行われました。
(記者リポート)
「こちらの高級感のあるロイヤルブルーの車体が瀬戸内を駆け抜けます」
この観光列車は2017年から伊豆などで運行していましたが、JR四国の協力を得て初めて四国で運行することになりました。
(JR四国/西牧世博 社長)
「最も大きなインパクトは、四国に、また、全国の皆さんが向いてくれるというのが一番大きいかな」
(東急/堀江正博 社長)
「観光振興、あるいは地域活性化と申し上げていますけれど、これがしっかり地に着いた形でできるかなと」
車内のデザインは、岡山県出身のデザイナー・水戸岡鋭治さんが手掛け、組子などの伝統工芸やステンドグラスが用いられています。
また、一流の料理人によるその土地の料理が提供され、バイオリンやピアノの生演奏も楽しむことができます。
日程は3泊4日で、岡山駅を出発し、香川県や愛媛県を巡ります。
旅行代金は1人96万円からですが、180人の定員に対して、倍ほどの応募があったということです。
運行は3月までの計6回で、すでに全席が完売しています。