弘法大師・空海の生誕1250年を記念した特別列車が、生誕の地とされる香川県善通寺市を出発しました。
JR善通寺駅にやってきたのは、特別列車「弘法大師空海 善通寺市民号」です。土日を中心に運行している観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の車両を利用しています。
平安時代の初めに真言宗を開いた弘法大師・空海。6月15日には「空海」が生まれてから1250年に当たります。
生まれ故郷として知られる善通寺市では「空海」にまつわるさまざまなイベントを開いていて、今回の特別列車もその1つです。
特別列車に乗車できるのは善通寺市民だけ。40人限定ですが、すぐに売り切れました。
特別列車は善通寺駅から徳島県三好市の大歩危駅までの往復を日帰りで運行します。
乗客は大歩危駅までの片道約2時間、車窓からの景色を見ながらランチやデザートを楽しみました。
(乗車した人は―)
「いつも旗振りをしていたので、いつか乗りたいなと思っていて」
「思っていた以上に素敵なのでびっくりして。見晴らしがすごく良くて、周りがすごくガラス張りなので、すごく広々として気持ちいいです」
「弘法大師空海 善通寺市民号」は6月2日にも運行します。(※すでに完売しています)