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イオン坂出店が休業 約半世紀の歴史に幕 買い物客「毎日無かったらいかん店」 香川・坂出市

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 JR坂出駅の北側の「イオン坂出店」は2月29日でいったん休業します。現在の建物での最後の営業の様子を取材しました。

(記者リポート)
「およそ半世紀市民に愛されていたイオン坂出店。この店舗での最後の営業に、大勢の買い物客が訪れています」

 イオン坂出店は1974年4月に「ニチイ坂出店」として開業し、その後「坂出サティ」「イオン坂出店」と名前を変えながら約50年間営業を続けてきました。

 坂出市がJR坂出駅周辺を再整備する基本構想を発表したことを受け、建物が老朽化していたイオンは29日で、いったん休業します。

(買い物客は―)
「毎日来ています。なんか残念。毎日無かったらいかん店」
「また復活してほしいなと思いますね。駅と連結してもらって、来やすくなればいいかなと思います」

(イオン坂出店/稲田有子 店長)
「この49年間という長い期間、坂出市を中心としたお客様に坂出店を支えていただきまして、感謝の気持ちでいっぱいです」

 坂出市は、坂出駅の北側のバスロータリー西側の空き地に新しい施設を建設し、2028年秋までの利用開始を目指しています。この施設には、図書館や子育て支援などの機能に加えて、民間の商業施設の入居も想定しています。

 イオン坂出店の中にある中央公民館など、一部のテナントが3月中に退去した後、4月中旬から建物を取り壊す予定です。

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