中東情勢の悪化によってさまざまな物が値上がりしていますが、安さが魅力の駄菓子にもその影響が及んでいます。
5000種類以上が並ぶ岡山県瀬戸内市の「日本一のだがし売場」。21日は夏休み中の子どもたちでにぎわっていました。
(買い物に来た子ども)
「チョコレートとかグミ」
「チーズ買ってカブトムシのおもちゃ買いたいです」
しかし、ここにも値上げの波が押し寄せています。
(松木梨菜リポート)
「ナフサ不足の影響を受けて人気のグミも10円~20円ほど値上げとなっているものもあります」
ぷっちょグミは7月から120円が140円に、ヤングドーナツは10円アップし60円になりました。
(買い物に来た親は―)
「ちょっと上がってきたなって思いますけど、でも夏休みなのでこの時に楽しい思い出を作って」
「1個1個安いんですけど、レジに行くと思った以上に高いなって思いますね」
(日本一のだがし売場を運営「大町」/秋山創一朗 社長)
「包材関係(の価格)が上がって商品も値上げということが続いています。7・8・9月は毎月100品目ぐらい値上げのご案内がきているような状況です」
値上げの背景にはフィルムやプラスチック容器の製造コストが上昇したことがあります。
レジ袋の仕入れ価格も倍になったそうですが、店では子どもたちのために無料配布を継続しています。
(日本一のだがし売場を運営「大町」/秋山創一朗 社長)
「レジ袋で10円、20円ってなったらおこづかいオーバーしちゃうので、(レジ袋を)有料化しないと会社で決めまして、それがないように心掛けてやっております」
1年後の物価は? 「上がる」が9割超え
中東情勢の悪化の影響でさまざまなものが値上がりしていますが、今後の物価を気にする人も増えているようです。
日本銀行が6月に行った「生活意識に関するアンケート調査」によると、1年後の物価について「かなり上がる」「少し上がる」と答えた割合が9割を超えました。
前回、3月調査時点よりも7ポイントほど上がり、現在のアンケート形式になった2006年9月の以降最も高くなったとなったということです。
日銀は中東情勢による商品の値上げなどが影響している可能性もあるとみています。暮らしへの不安感の高まりはしばらく続きそうです。