リアリティのあるミニチュア作品で話題のクリエイター、Mozuさんの作品展が岡山市で始まりました。
街角でよく見かける自動販売機。本物かと思いきや……超精巧に作られたわずか数cmほどの「ミニチュア」なんです。
本がずらりと並んだ部屋は……なんと缶詰の中。タイトルは図書「館」ならぬ図書「缶」です。
シャワールームのタイルの中には、小さなお風呂場。
そして、電気のスイッチの隣には、小さな部屋が……。まるで、部屋の片隅にこびとが住んでいるみたいですよね。
岡山市北区の岡山シティミュージアムで18日に始まった特別展。ミニチュアやコマ撮りアニメ、トリックラクガキなどを手掛けるクリエイター、Mozuさんの世界を堪能できます。
ミニチュアで再現された「日常の風景」にお客さんも興味津々。じっくりと鑑賞したり、記念撮影をしたりして楽しんでいました。
(訪れた子どもは―)
「不思議な感じ実際にあるものがすごく小さくなっているからおもしろい」
「楽しいです。自分が大きくなったみたい」
駅のミニチュア。改札の向こうには電車も再現されています。
見ていた男の子は……。
(訪れた子ども)
「小さい電車とかがすごい。自分も小さくなって体験しているみたい」
作品展の初日には、Mozuさんのトークショーも行われました。
Mozuさんは、自分で作ったミニチュアがSNSで評価されたことで、作品の価値を初めて認識できたと語りました。
(クリエイター/Mozuさん)
「自分は当たり前に思っていることも、他人からしたら結構すごいことなんだとそういうことが、わりとあるということはすごく言いたい」
また、代表作ともいえる「こびとシリーズ」の誕生秘話も明かしました。作品がリアルすぎて「ミニチュア」だと気付いてもらえなかった経験から、試行錯誤を重ねてたどりついたのが、「コンセント」と並べて見せる手法だったそうです。
(クリエイター/Mozuさん)
「ただコンセントを付けるだけで1個の世界観になって作品になるというのが優れているところで、こびとが住んでいるような世界観でミニチュアであることが分かる。身近な感じがして作品になる」
Mozuさんの作品展は8月30日まで開かれていて、ほぼすべての作品を撮影することができます。