春のセンバツ高校野球、初戦を快勝した岡山の創志学園が2回戦で2023年の優勝校、山梨学院と対戦しました。
(記者リポート)
「雨の影響で2日順延となった創志学園の2回戦。今回のセンバツのために作った『創志ブルー』のおそろいのジャンパーを着て、選手たちを後押しします」
目標の全国制覇へ、2023年の王者との一戦……。
創志学園の先発は背番号15の2年生、明星。大会直前に選手登録されました。キャッチャーは、1回戦で出番のなかった背番号12の3年生、小西です。
(創志学園 明星投手の母/明星修子さん)
「周りがしっかり絶対に守ってくれると思うので本当に仲間を信じて投げてほしいと思います」
(創志学園 小西捕手の父/小西慶太さん)
「普段はなかなかチャンスないんですけど、そういうチャンスもらったんで、チームに貢献できるように活躍してほしいと思います」
1回ウラ、創志学園の守備。キャッチャー・小西が1塁ランナーをけん制でアウトにするなど0点に抑えます。
しかし、先発の明星は、2回に1点を失うと3回に2点を取られたところで降板します。
追いつきたい創志学園は4回、1アウト2塁で4番キャプテンの豊島はセンターフライ。ランナーが3塁に進みましたが、5番・賀陽もショートフライ。得点を奪うことができません。
4回以降、得点を与えなかった創志学園ですが、最後までホームが遠く、0対4で敗れました。【創志学園 0‐4 山梨学院】
(創志学園/豊島虎児 主将)
「序盤から自分たちの『攻める野球』がなかなかできなくて、チャンスを作っても自分たちから崩れてしまって、完全に力不足だと感じました。簡単に経験できる場ではないので、そこはしっかりいい経験をしたと感じているので、この甲子園で勝ち切ることを目標に、もう一度チームを一から作りたいと思います」
(創志学園/門馬敬治 監督)
「したいことができなかった。やりたいことがやれなかった。負けたというこの現実を受け止めて、何を課題にするかと言ったら、全てだと思うんですけど、その全てに絶対屈することなく、前へ一歩踏み出せるかどうかというのがポイントだと思います」