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小林製薬の「紅麹」健康被害問題 高松市の50代男性が腎不全で一時入院 命に別状なし 香川

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 小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題で、腎不全で一時入院していた高松市の50代の男性がこのサプリメントを摂取していたことが分かりました。

 入院していたのは、高松市に住む50代の男性です。

 高松市保健所によりますと、男性は2024年に入り倦怠感などがあったため、病院を受診したところ、腎不全と診断され3週間ほど入院しました。

 この男性は小林製薬のサプリメント「紅麹コレステヘルプ」を3週間ほど摂取していました。現在も通院していますが、命に別状はないということです。

 また、70代の女性が、「紅麹」に関連する食品を食べて、健康に不安があるとして、保健所に相談に訪れたということです。

 香川県は、「紅麹コレステヘルプ」を販売していたスーパーやドラッグストア202店舗についてホームページで公開し、使用の中止を呼び掛けています。

 また小林製薬の「紅麹」を使って商品を製造していた県内の4社はすでに自主回収を始めているということです。

(香川県/池田豊人 知事)
「体に異常がある場合は、医療機関の受診とともに、最寄りの保健所にご相談をいただきたい」

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