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日本の妖怪文化を世界に発信 フランスの出版社が「妖怪美術館」の書籍を今夏刊行へ 香川

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 日本の「妖怪文化」を世界に発信します。妖怪にまつわるアート作品の展示などを行う香川県土庄町の「妖怪美術館」を紹介する本を、フランスの出版社がこの夏、刊行することになりました。

(フランスの出版社 Rockbook/岩本明子さん)
「なんか目が見ているというか、(表紙のタイトルに)柳生忠平描き下ろしの目玉を入れて、本自体が妖怪じゃないかというような勢いで作ってます」

 本の制作も大詰めを迎え、フランスを拠点に出版活動を行う岩本明子さんが妖怪美術館を訪れ、校正作業を行っています。

 岩本さんは2018年、小豆島を観光した際、妖怪美術館の魅力にとりつかれ、2022年夏、美術館に書籍化を打診しました。

(フランスの出版社 Rock book/岩本明子さん)
「妖怪の本とか美術館というのは、日本全国に面白いところがたくさんあります。ただここは現代の妖怪、そのアートを見せている、こういうところは日本含め世界中を見てもここしかない」

 2018年に開館した妖怪美術館は、古民家や蔵などを再生した4つのギャラリーからなります。

 昔ながらの妖怪だけではなく、世相や社会問題を反映した「現代の妖怪」まで約900点の造形作品を展示しています。

 現在制作中の書籍『POP YOKAI(仮題)』は、日本や香川の妖怪文化を伝えるとともに、美術館に展示している作品を日本語と英語で紹介。

 館長で妖怪画家の柳生忠平さん描き下ろしの画も掲載します。

 4月2日に行ったのは印刷の色味や仕上がりを確認する「色校正」という作業。カバーの紙質やツヤを出すかマットな加工にするかについて、岩本さんと美術館のスタッフ、グラフィックデザイナーが意見を出し合っていました。

(妖怪美術館/佐藤美樹さん)
「一番テカテカしたやつ。理由としては耐久性。汚れとかが目立たないかなと」

(妖怪美術館/柳生忠平 館長)
「書店に並んだときのことを考えると、ツヤが、グロス加工してるほうが目立つかな」

 書籍は2024年7月ごろに国内外で刊行予定です。

(妖怪美術館を運営する MeiPAM/佐藤秀司 代表)
「元々外国の方に来てもらいたいと思っているんですけど、この本ができることによって、より私たちの妖怪美術館の魅力が何十倍にも何百倍にも増してお届けすることができると思う」

(フランスの出版社 Rockbook/岩本明子さん)
「みんなで楽しく作っているのでその楽しい雰囲気が本からあふれ出るといいなと思ってます」

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