2023年4月に自転車のヘルメットの着用が努力義務になってから1年が過ぎました。岡山市の大学生らがヘルメットを着用してもかわいい髪形を考え、ヘアカタログにしました。
(ヘアカタログを作成 ノートルダム清心女子大学3年/馬越美佳さん)
「ヘルメットをいかにかぶりたいと思っていただけるか。くるりんぱを2回していただくだけで、髪の毛がヘルメットをかぶっても乱れにくい」
ヘアカタログを作ったのは岡山市のノートルダム清心女子大学の学生らです。
学生らはJAF・日本自動車連盟の依頼を受け約1年かけてヘルメットをしても崩れないかわいい髪形を美容師らと一緒に考えてきました。
カタログにはショート・ミディアム・ロングの髪形がそれぞれ2種類ずつ書かれています。
忙しい朝でも簡単にできる5分アレンジと少し手の込んだ10分アレンジで、カタログのQRコードを読み込めば動画で確認することもできます。
実際にミディアムの10分アレンジをしてもらうと……10分もかからずに完成! ヘルメットもしっかりかぶれます!
(ヘアアレンジをした学生は―)
「毛先をたらしているんですけど、その毛先をヘアアイロンで少し巻いてみたり、はねさせてみたり、アレンジの幅が広がる髪形かなと思っています!」
岡山県警が3月に行った調査によると岡山県はヘルメット着用率が11.3%。2023年7月に警察庁がまとめた全国平均は13.5%です。
JAFはこのヘアカタログを300部作成し、中高生向けの講習会などで配って着用率を高めたいとしています。
(JAF岡山支部/吉岡英樹 事務所長)
「ヘルメットをかぶろうと思っていただける方が1人でも多くなっていくことが事故の防止につながるかなと思いますので、そういったところを目指してやっていきたい」
(ヘアカタログを作成 ノートルダム清心女子大学3年/馬越美佳さん)
「ぜひ安全に過ごしていただくために活用していただければ」