岡山県浅口市の高校で生徒がお茶会を開き、地元の小学生をもてなしました。
おかやま山陽高校の製菓科の2年生約40人が、近くにある六条院小学校の5年生約40人にお茶を振る舞いました。
製菓科では週に一度、お茶に関する授業を行っていて、生徒はこれまでに学んだ茶碗の持ち方や飲み方などを児童に教えていました。
また、児童は流派によって漢字の読み方が異なっていて、表千家の場合は「さどう」、裏千家の場合は「ちゃどう」と読むことなどを学んでいました。
(参加した児童は―)
「茶道(さどう)と茶道(ちゃどう)の違いを知れて良かった。ちょっと苦かった」
「飲んだことはあるけど、きょうの抹茶は特においしかった」
(参加した生徒)
「初めてだったが、みんな笑顔でかわいくて、すごく緊張したが楽しかった。もてなす時の心をお菓子作りにも生かせたら」