かつて全国で2番目に多かった岡山市の待機児童がゼロになったことが分かりました。
岡山市の保育所や認定こども園などには、4月1日の時点で1万8771人の入園の申し込みがありましたが、待機児童はいませんでした。
岡山市の待機児童の数は2016年度から3年連続で全国でワースト2位となり、もっとも多かった2017年度には849人にのぼりました。
そんな中、受け皿となる保育施設の拡充などに取り組み、2022年度以降待機児童の数はひと桁になっていました。
会見で大森市長は、待機児童がゼロになったことについて「感慨深い」と話しました。
一方で「出産後すぐ仕事に復帰する女性が増え、1歳から2歳の子どもの申し込みが増えている」として、今後は「低年齢児の定員を増やすなど対策をしたい」と話しています。