高専生がAIを活用した事業アイデアなどを競うコンテストで、香川高専高松キャンパスのチームが2位に入賞しました。
このコンテストはAIを活用した事業アイデアとビジネスプランを競うもので、各チームが提案したプランを事業として行った場合の「企業評価額」が評価の基準です。全国の高専31校から72チームが参加し、予選を通過した11チームが5月10日と11日に東京・渋谷でプレゼンなどを行いました。
香川高専高松キャンパスの「村上らぼ&宇宙開発研究部」は養殖業をDX化し、漁業損失を減らすとともに、業務の効率化を狙うことを目的とした「貧酸素水塊検出・赤潮予測システムおよび水中魚体監視システム」を開発。企業評価額4億円で2位に選ばれました。審査員からは「日本の水産業、食料を確保していく上で本当に大事な課題。持続可能社会を作っていく上で合致した事業」などと高い評価を受けました。
最優秀賞には東京都立産業技術高専品川キャンパスの「AIを活用した電話詐欺対策」が選ばれました。