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測量士不足の解消へ 高校生が衛星電波で「測量」を体験 香川・さぬき市

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 さぬき市の高校生が衛星の電波を使った「測量」を体験しました。

 国土地理院の四国地方測量部が開いた体験学習には石田高校の農業土木科の3年生20人が参加しました。

 生徒たちは4つの班に分かれて衛星からの電波をもとに目標物を探す「GNSS測量」を体験しました。

 測量士の指導を受けながら地面の14カ所に埋め込まれた鋲を探します。

(参加した生徒)
「鋲が埋まってたりして探すのが大変なとこもあったけど、みんなで見つけて楽しかった」

 「測量士」は国家試験の合格率が約20%の狭き門です。過酷な現場も少なくないことや拘束時間が長いことなどもあり、慢性的な人材不足だそうです。

 国土地理院は体験学習を通じて、より多くの若者に測量士を目指してほしいとしています。

(四国地方測量部/吉田賢司 測量課長)
「非常に、新しいものに触れて楽しそうに思えたので、ぜひその気持ちを忘れないで続けて欲しいなと思う」

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