6月に就職の採用選考が始まるのを前に、香川県で就職する学生を増やそうと、大学と中小企業が情報を交換する懇談会が開かれました。
香川県中小企業家同友会が開いたもので、香川県の19の中小企業と四国や関西の9つの大学などが参加しました。
(大学 就活支援担当者)
「約6割から7割は、内定がありつつまだ就職活動している」
(製造業)
「理系が来てほしいって思われがちなんですけど、全然文系が多くて」
大学側は、採用意欲が高い中小企業の事業内容やビジョンを聞き取り、学生の就活支援に活用します。
企業側は、学生の関心や近年の就職活動の傾向を知ることで採用活動に生かします。
(香川大学/就活支援担当者)
「香川県内に技術とか特色のある企業がありますので、進路を考える時にぜひ考えてほしい」
香川県によりますと、県外の大学に進学した学生のうち7割以上がそのまま県外で就職していて、同友会はUターン・Iターン就職を促したいとしています。