岡山市の高校生が地元の食材を使ったレトルトカレーの開発に取り組んでいます。試作品が完成し試食会が行われました。
お披露目されたのは2種類のレトルトカレーです。
岡山県産の牛、豚、鶏の3種類の肉をたっぷりと使った「三種のお肉カレー」と、鶏肉と鰹節、みそなどが入った「和風のあっさりチキンカレー」です。
開発したのは西大寺高校商業科の生徒です。授業の一環で地域に密着した商品を作ろうと、「おかやまコープ」などと協力して進めています。
(高校生)
「(Q.野菜ってあえて細かく切ったんですか?)タマネギは半分ちょいぐらいはペーストみたいな感じにして、半分はみじん切りにしています」
試食会では、「おかやまコープ」や新見市の食品会社の担当者から、ルーの辛さや具材などについてアドバイスを受けました。
(西大寺高校 商業科/横木美月さん [3年])
「地域の野菜とか使っているし、スパイスっていうよりは素材そのものの味を引き立たせようとしているところがすごい魅力でおいしいなと思います」
(おかやまコープ 店舗商品グループ/斉藤崇志 統括)
「両方ともおいしくて、どっちか一品に決めないといけないって話できょう来たんですけど、ちょっととても決められる状況じゃない感じです」
今後は、商品化する商品を1つに絞り込み、さらに改良するということです。完成したレトルトカレーは、2024年9月に「おかやまコープ」の全ての店舗などで販売される予定です。