四国遍路の世界遺産登録を目指す推進協議会のうち、遍路道の保全・整備に取り組む部会が12日、活動計画を取りまとめました。
四国地方整備局やNPO法人の代表らが出席し、2023年度の活動を報告しました。
2024年2月にはNPO法人が主体となって、四国4県の遍路道を歩いて危険な道や迷いやすい場所がないかを確認する「おもてなし遍路道ウォーク」を行いました。
そこで参加者が気付いた課題や改善案を生かすために、今回初めて危険箇所などの場所を示したマップを作成しました。
地図上のマークをクリックすると現地の写真とコメントが表示されるようになっていて、自治体や四国地方整備局による遍路道の整備に役立てたいとしています。
また、推進協議会は2024年度も引き続き遍路道の清掃や修繕などに補助金を交付して、四国遍路の保全を図りたいとしています。