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「こうもり塚古墳」など岡山県の3史跡を国が追加指定へ 文化審議会が答申

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 国の文化審議会は岡山県にある3つの史跡について調査・研究の結果、新たに価値が確認された部分を追加で国の史跡に指定するよう文部科学大臣に答申しました。

 このうち総社市の「こうもり塚古墳」は、すでに指定されている前方後円墳を囲むように盾の形に形成された丘の部分が「古墳の構造や建築方法を考える上で欠かせない」として、追加指定の答申がされました。

 鳥取城下と姫路城下を結ぶ街道、「智頭往来 志戸坂峠越」は、岡山県西粟倉村の大部分が追加指定の対象です。

 村の教育委員会の調査で明治時代に国道として改修工事が行われていたことが分かり、明治政府の国道整備政策が地方にまで行き届いていたことを示す遺跡として評価されました。

 また笠岡市の「津雲貝塚」は、すでに史跡に指定されている場所の隣接地から縄文時代の遺物などを多く含む土層が見つかり、追加指定される見通しとなりました。

 追加指定されれば、岡山県にある国指定の史跡は1件増え、48件になります。

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