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香川県が整備した観音寺市の工業用地 東京の会社が工場建設へ

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 香川県が整備した観音寺市の工業用地に、東京の建設会社が工場を造ることが決まりました。

 香川県庁で4日に協定の締結式が開かれ、東京に本社を置く建設業「フジタ」の奥村洋治社長と、香川県の池田知事、観音寺市の佐伯市長が協定書にサインをしました。

 用地は、香川県が2023年、観音寺港を埋め立てて整備した分譲地の約7万平方メートルの区画です。

 ここに、フジタの子会社のテクノマテリアル(本社・東京)がコンクリート製の床や柱などを製造する「プレキャストコンクリート工場」を3年後に操業する予定です。

(フジタ/奥村洋治 社長)
「(西日本)全部カバーできる好立地になっていますので四国のあの場所が大変いい場所だった」

 協定には、できる限り工場で使う部材を地元で調達したり、地元から従業員を雇用したりすることが盛り込まれています。

 池田知事の就任後、県の工業用地に県外の大型工場の立地が決まったのは初めてです。

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