話し言葉が滑らかに出ない発話障害「吃音」への理解を深めてもらおうと、当事者らが香川大学で出前講座を開きました。
香川県や岡山県の吃音当事者らが開いたもので、教員を目指す学生約70人が出席しました。
同年代の吃音当事者が登壇し、集団での面接練習が苦手だったため個別に対応してもらえて助かったことなど、これまでの学校生活で感じたことを伝えました。
(吃音当事者 [大学生]/藤原実緒さん)
「その子に寄り添ってどういうふうにしたら学校生活を送りやすくなるかを、皆さんも一緒に考えていただけたら」
その後グループに分かれ、学生からの質問に当事者が答えました。
(小学校の先生を志望 [4年生])
「まずはちゃんと観察して子どもの様子を見て、もしちょっと話しにくい子がいたら個別に声を掛けて一緒に(対応を)考えていくことが大切だなと感じました」