22日、岡山市の岡南飛行場で小型プロペラ機がエンジントラブルを起こし、離陸後すぐに着陸しました。国土交通省は「重大インシデント」に該当すると判断し、今後、事故の原因を調べます。
22日午後3時15分ごろ、岡山市の岡南飛行場で岡山航空が所有する小型プロペラ機が離陸したところ片側のエンジンから異音が発生し、5分後に着陸しました。
当時、小型プロペラ機には3人が乗っていましたが、けがはありませんでした。
国土交通省によると、エンジン内部の部品が壊れ、エンジンの一部を貫通したということです。国土交通省は23日、この事故が重大インシデントに該当すると判断しました。
今後、運輸安全委員会の航空事故調査官が、機体の確認や関係者からの聞き取りをして事故の原因を調べます。
岡山航空によると当時は、操縦訓練をしていて事前の点検では問題はなかったということです。