新規路線の誘致などを目指して岡山県が進めている岡山空港の駐機場、エプロンの拡張工事が約3カ月遅れる見通しとなりました。国が担当する工事の発注が遅れたのが原因です。
新規路線の誘致や大型機に対応するため、岡山県では岡山空港に7つあるエプロンのうち、3つを拡張する計画です。
国土交通省大阪航空局が地中に埋設した通信ケーブルの工事を担当しますが、発注が遅れたため完了が約3カ月遅れる見通しとなりました。
岡山県では地中の工事の完了後にエプロンの舗装などを行い、来年3月末に拡張工事を終える計画でした。しかし6月以降にずれ込む見通しとなり、関連の事業費2億2000万円を来年度に繰り越す補正予算案を、11月定例県議会に提案します。
岡山県では「国と協議を進めてできるだけ早い供用開始を目指したい」とコメントしています。