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ごみ処理施設の完成が約4カ月遅れ 建設費も約28億円増加へ 岡山市など2市1町が合同使用

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 岡山市は、南区に建設中の玉野市、久米南町と合同で使う可燃ごみの処理施設について、完成が4カ月ほど遅れ、建設費も増えることを明らかにしました。

 岡山市役所で11日に開かれた協議会で報告したものです。

 市は南区豊成の岡山市岡南環境センターの跡地に、岡山市・玉野市・久米南町で発生した可燃ごみを受け入れる広域処理施設を建設中です。

 岡山市によると、新しい施設の敷地面積は約1万4400平方メートルで、1日200tの可燃ごみなどを処理できます。

 建設費は約206億円で、各市町の負担と国からの交付金で賄い、2027年3月に完成予定でした。

 協議会で、岡山市の担当者は地中から障害物が見つかるなどしたため4カ月ほど工期が延びること、資材や労働者の単価が上がり建設費が28億円ほど増えることを説明しました。

 市の担当者によると、工期の延長でそれぞれの市と町の今後のごみ処理に問題はないとしています。

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