香川県が購入費の半額を補助する方針を決めた高校のタブレット端末について、県教育委員会は補助額を差し引いた代金を保護者に専用のサイトで支払ってもらう考えを明らかにしました。
(香川県教育委員会/淀谷圭三郎 教育長)
「県の方であらかじめ用意した専用サイトから手続きを行っていただく。できるだけ簡単な仕組みを考えています」
香川県教委によると、2025年3月の県立高校の一般入試の合格発表後、保護者に補助額を差し引いた代金を県のサイトで支払ってもらい、入学後、管理用アプリをインストールした学校指定の端末を生徒に手渡します。
県は2025年度の県立高校の全日制の入学生には3万6000円を上限に、端末などの購入費の2分の1を補助。(定時制、通信制は5万4000円を上限に4分の3を補助)
経済的困窮世帯の生徒には端末を無償で貸し出す方針です。
私立高校の生徒への同様の補助も含め、3億円余りの債務負担行為を盛り込んだ補正予算案を議会に提案しています。
議決を得られれば12月中に高校に通知し、中学校を通じて中学3年生と保護者に周知することにしています。