瀬戸内市民病院は、50代の女性看護師が病院の備品の窃取を繰り返していたとして、24日付けで懲戒免職処分したと発表しました。
病院によりますと、2024年10月、病院の衛生用品が減っていることを確認して警察に連絡、夜勤明けで帰ろうとしていた女性看護師のバッグの中から尿とりパッドなど25点が出てきたということです。
病院では、7月ごろから備品の減り方がおかしいと気付き、9月に警察に被害届を出していました。
女性看護師は3年前から窃取を繰り返していたと話しており、警察が自宅からトイレットペーパー112点、尿とりパット117点や栄養補助食品など合計449点、約5万6000円相当を押収しました。
瀬戸内市民病院は同日、管理責任があった看護局長ら4人を訓告処分にしました。「市民の信頼を失態させる事態となり、お詫び申し上げます。再発防止に向け職員の意識改革に努めます」とコメントしています。