岡山県総社市と広島県福山市を結ぶ第三セクターの井原鉄道に務めるパート社員が、売上金約20万円を着服していたことが分かりました。
井原鉄道によりますと、着服をしていたのは井原駅に勤務する30代の女性パート社員です。
女性パート社員は1月3日に販売した切符などの売り上げ約20万円を着服したということです。
女性パート社員は金融機関に売り上げを入金する業務を担当していて、1月6日、実際の売り上げより約20万円少ない額を別の担当者に入金させました。
女性パート社員が金融機関に提出した伝票に誤りがあったことをきっかけに井原鉄道が調査したところ、不正が発覚しました。
井原鉄道の聞き取りに対して女性パート社員は伝票を書き換えて着服したことを認めていて、「借金の返済にあてた」と話しているということです。
井原鉄道は女性パート社員が過去にも同様の手口で着服していたとみて調査を進めていて、刑事告訴することも検討しているということです。