医師免許を持たない准看護師に医療行為をさせたとして、岡山県倉敷市の医院の院長らが逮捕されました。
医師法違反の疑いで逮捕されたのは倉敷市中畝にある医院の院長の男(85)と、息子で准看護師の男(53)です。
警察によりますと、2人は共謀し、2022年の7月19日と8月12日、医師免許を持たない息子が医師の指示がない中で、合わせて2人の患者に医療行為の点滴注射をした疑いが持たれています。
2023年4月、倉敷市保健所が「医師が不在の間に准看護師が医療行為をしているようだ」と警察に情報提供し、捜査が進んでいました。
警察の調べに対し2人は容疑を認めていて、息子は「父から依頼され違法だと分かってやった」と話しているということです。