JR四国が新規事業として取り組んでいる「サーモン陸上養殖」。新たに四国でも実施することになりました。
JR四国の四之宮社長は3月までに愛媛県・西条市に13基のいけすを設置し、現地の水産業者に委託して「トラウトサーモン」の陸上養殖を始めると発表しました。
JR四国は非鉄道事業での利益拡大を目指していて、中でもサーモン養殖を重視しています。
今後は四国各地に複数の養殖用地を確保し、2026年度には12tから13tの生産量を目指し、2030年には年間1億円の売り上げを見込んでいます。
(JR四国/四之宮和幸 社長)
「手広く広げていくというよりは深く、このサーモンを四国の中で展開する方を重視したい」
JR四国は12月下旬に熊本県で養殖したサーモンを関東方面へ初出荷したほか、1月からはグループが運営するホテルで販売を始めました。
サーモンは甘くてあっさりとした味わいが好評だということです。