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旭川の水で児島湖の水質改善へ 岡山県の計画実現に向けて国の案が承認

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 岡山県は、旭川の水を利用し児島湖の水質を改善する計画を進めています。その実現のため国が示した案が28日に承認されました。

 28日の会議には、中国地方整備局や岡山県、旭川の水を利用する自治体の職員ら約30人が出席しました。

 児島湾を締めきって造られた児島湖は、生活排水や産業排水などが多く流れ込み、水が循環しにくい環境であるため水質汚染が問題視されています。

 児島湖の水の濃度を薄め水の循環を進めるため、岡山県は別の水系である旭川の水を児島湖に流す計画を立てています。

 会議では、旭川本線を流れる水の量が1秒間に19.17立方メートルを超えた場合には、児島湖に一定の量を取水してもよいという中国地方整備局が立てた案が承認されました。

(中国地方整備局 岡山河川事務所/垣原清次 所長)
「(案を)ご確認、ご了解いただきましたので、水質改善できるように連携して取り組んでいきたい」

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